2023/01/18 12:00
こんにちは、ビューティ エキスパート 大高博幸です。
今回は、北風や紫外線に晒されながら、重たい頭を支え続けている首すじのケアについてお話します。
もしも完璧を望むなら、清潔に整えた後、首すじ専用のクリームを使うこと。但し 実際にそれを実行している方って、昔からごく少数。自慢するつもりは全くありませんが、50年前、僕はエスティ ローダーのメイクアップアーティストだった時、首専用アイテムの売り上げ競争で断トツ全国1位になったこともあります。しかし、今、皆さんに首専用のケアをオススメしようとは思っていません。では、どうすればいいのか……。
大きく分けて、首を 顔の一部と考えるか、体の一部と考えるかによって、次のどちらかの方法をオススメしたいです。顔の一部と考える方は
スキンケア用の美容液やクリームを、体の一部と考える方は ボディケア用のローションやクリームを、「ついでに」「ちょっと」の感覚で、首にも なじませておいてください。
皆さん、もしかしたら今、拍子抜けしたのではありませんか? でも、実際に18歳の時から
それを継続してきたモデルのY.Sさんが、5年後、10年後に 息を飲むほどキメの細かい 非常に美しい首すじを保っていたという実例を、僕は この眼で見て知っています。要は「ついでに」「ちょっと」の継続こそが何よりも大切だということ。
もうひとつ 加えて言えば、ハンドクリームひとつで 手と首のケアを同時に済ませるという方法もオススメです。
最後にお伝えしておきたいのは、してはいけないこと。それは洗いすぎ。首は衣服で覆われていないことが多いため 汚れが付きやすい。それで
つい強めに洗いたくなりがちです。ところが 首の皮膚は 実は思いのほか繊細で、年齢が表れやすいパーツでもあるんです。なので、手のひらで優しく丁寧に洗うのがベスト。ナイロンタオルでのゴシゴシ洗いだけは、決して
しては いけません。
では、また。皆さん、お元気で!